特定の人への怒りや、うらみ、がいつまでも残っていることがあります。
疲れているときや、何かきっかけがあると思い出して、腹が立ってきます。
また、学校や職場、近所などで、いつも嫌な思いをさせられる人がいるとき、ひんぱんに不愉快な感情を経験しなければならず、困り果てることもありますね。
その人が、転校してくれたらいいのに、
その人が転職してくれたらいいのに、
その人が変わってくれたらいいのに、と思います。
しかし、なかなか思うようになりません。
また、自分の思う通りになったとしても、しばらくの間は良いのですが、また別の問題が出てきたりします。
今まで良かった別の人が嫌な人に変わることもあります。
この感情を、スッキリ解消させることができないでしょうか?
私は、「今は、この人は、これしかできないのだ。」
と思うようにしたところ、とてもスッキリしました。
たとえ、その人が、他の人に対しては、理想的な振る舞いができる人であっても、平等にできないわけなので、できないのです。
それは、ちょうど動物や虫や子供が、人間の大人の態度をとれないのと同じようなものです。
動物や虫や子供なら、いつまでも腹が立つことはありません。
できないことが、分かっているからです。
その人は大人の人かもしれませんが、まだまだ未熟なために、理想的態度をとることができないわけなのです。いろいろな事情があって、バランスよく成熟できていない大人は、結構多いかもしれません。
また、相手の負の面、気の毒なところに目を向けると、相手に対する思いが変わってきますし、過去に自分に対してしてくれたことや楽しかったこと、面白かったことに目を向けると、好ましい感情が起きてきます。
良い部分に意識を向けることもいいですね。

